考える部屋 てらブロ。

スポーツ・医療・教育 をテーマに考え中。

大人になるとは

本日は成人の日

成人を迎えた皆さん、本当におめでとうございます。

今年はコロナ渦の影響で式典を快く実施できないのが、非常に残念でしょうね・・・。

何事もそうですが、このような大変な状況で感じた、考えたことは後の大きなパワーになるでしょう。この状況で成人になった皆さんが考えたことが、社会に良い方向に反映されることを期待します。

 

成人の日を迎えて、「大人になるとはどうゆうことか?」について考えること。

私は「良いと考えることを自分が出発点として実施できる」ということが大人であると考えます。

こんなことを考えたきっかけは、山田ズーニー さんの書籍「理解という名の愛が欲しい」でした。その中で人の悪意は連鎖するというお話があります。自分が誰かに悪口を言われると、自分も誰かに悪口を言ってしまう。またそれが人へと連鎖され・・・と繋がっているのではないかと。その悪い連鎖を自分のところでストップさせられることはとても大切なことではあるが、精神的にも肉体的にも負担が大きい。自分が良い循環を作り出して、良い連鎖を生んで、周りから支えてもらうことも必要だと述べています。

とても感動しました。

良いことを自分が行い、それが結果的に良い循環を生んで、自分も支えられる。その良いことを名実ともに自分から行うことができるのが、20歳くらいなんでしょうかね。

 

大人になると、理想と現実の違いを突きつけられます。年を重ねると、その理想を見失っていくことに嫌気がさします。「現実は違うんだよ!」というセリフが出てしまうのは、本当に大人になった証拠なのか?と疑問に思います。

「そんなきれい事・・・」とよく言われますが、私の持論は、きれい事はきれいから良いきれい事を実現する為に工夫することが大人の役目ではないか・・・です。(きれい事から目を背けることが大人ではない)

どんな小さなことでも、良い循環の出発点になる覚悟(これが大人?)があり、それに夢中になる姿勢(ある意味子供心)が備わった時に本当に良い大人になるんだと考えます・・・自分もまだまだだな。

 

このコロナ渦の中では、自分の行動の自粛が皆の為になることが明らかです。

その行動をできている皆さんはもう立派な大人ですね。良い循環生みましょう!

 

よーし!!では、行ってきます。